『鍼の研究』は、東京都世田谷区に本部を置く社会福祉法人信愛福祉協会が運営する点字出版施設、信愛福祉協会点字出版部が、盲人の方の福祉の向上のため、特に鍼治療に携わっておられる方々への医学知識普及を目的として発行している点字月刊誌です。
「鍼の研究」誌は点字用紙(ほぼB5版)裏表92ページほどの冊子で、保存に適した頑丈なホッチキス製本と、必要な記事のみを抜き取ってバインダに綴じるのに適したリング製本とを製作しております。リング製本の方が冊子を開きやすく、読みやすいため、最近はリング製本の需要が増えつつあります。
また、女性朗読者によって全文をカセットテープに録音したテープ版も同時に発行しております。
その他、作業の遅れで2年以上前のバックナンバーにはなりますが、活字版、および漢字の点字を採用した漢点字版の製作も試みております。
視覚障害をもちながら日常の鍼臨床に励む方々のために、限られた情報の中で、より質の高い、また、よりニーズの高いものを供給できたらと願っております。
『鍼の研究』は昭和27年8月に隔月発行の点字雑誌として創刊され、小冊子ながら、2003年9月で通巻600号を数えております。
信愛福祉協会の創立者、平方龍男(ヒラカタ タツオ)は、小年時代に失明、15歳より鍼を学び、50年の臨床経験と教師生活(水戸盲学校)を経て、長年に渡って培ってきた鍼の理論と技術とを、鍼の研究家・臨床家を目指す全国の視覚障害者に分かち与えたいという熱意と、キリスト者としての愛から、当法人を設立いたしました。
以来50余年、創立者亡き後も後継者の方々によって引き継がれ、300名を越える視覚障害鍼臨床家を世に送り出し続けてまいりました。このような法人の歩みとともに、『鍼の研究』誌も歩み続けてきたわけです。
このページの著作権は、 社会福祉法人信愛福祉協会 および 信愛ホーム同窓会鍼科学研究推進委員会 に帰属します。
このページの全部または一部を、著作権者の許諾を得ずに転載・複製することは、著作権法によって禁じられています。
Copyright (C) 2003 by Shin-Ai Fukushi Kyokai and
Shin-Ai Home Dosokai Harikagaku Kenkyu Suishin Iinkai
All Rights Reserved.